中部・南投県の福興温泉ビジターセンターで11日、今年の品評会で受賞した同県産コーヒーの試飲会が行われた。参加者は品評会の審査員の説明を受け、さまざまなコーヒーの風味を楽しんだ。
同県産のコーヒー豆を対象とした品評会は5日から7日にかけて行われた。同県の王瑞徳(おうずいとく)副県長は、出品件数が過去最高を記録したと言及。最高賞に当たる特等賞に選ばれた豆はいずれも国際レベルの高水準を有していると話した。
品評会はコーヒー豆の精製方法でウォッシュド(水洗)とその他の2部門に分けて実施。審査に当たった陳婉甄さんは受賞したコーヒー豆の特徴について、ウォッシュド部門の豆は独特な花の香りがしてすばらしいとコメント。その他の部門の豆は甘さが持続し、果物や花の香りがすると述べた。