中部・彰化県伸港郷の交差点で22日午後6時ごろ、70代の男性が運転するキャンピングカーが横断歩道を歩いていた小学生3姉弟をはねる事故があった。3人とも病院に搬送されたが、男児は軽傷ですでに退院。女児2人は意識不明の重傷となっている。
男性は事故後の呼気検査でアルコールが検出されず、警察は事故の詳しい原因を調べている。
親が離婚したため、3人は曾祖母、祖父、伯父と同居している。家族によれば、3人は仲良しで、先日、学校で妹と手をつなぐ絵を描いた長女が家にいるときは妹や弟たちの世話をしたり洗濯などの家事を手伝ったりする。
また、事故当時の状況が記録された防犯カメラには、ランドセルを背負う弟を思いやって、2人の姉が弟の代わりに弁当袋や水筒を持ったり、一番前を歩いていた長女がときどき振り返って、妹や弟に気を配っている様子が写っていた。