高齢者の支援などを行う老五老基金会は長年、台北市の育達高校飲食管理科と連携し、旧正月(春節、今年は2月10日)前におせち料理を作って一人暮らしの高齢者に届ける活動を行っている。1月11日に開かれた試作会に一人暮らしの高齢者2人が招かれ、おせち料理を試食した。
外出する機会が少ない上に、長い間家族に会っておらず孤独を感じているという94歳の女性は、学生たちが配膳したおせち料理をとても楽しそうに味わっていた。また、がんを患っていて体調があまり良くなく、家族とも疎遠だという74歳の男性は、しきりに「おいしい」と口にし、「あと3万年は生きないと」と笑った。
試作会に参加した生徒は、高齢者が笑顔を浮かべて食べる様子を見て、言葉にできない満足感を覚えたと語った。
基金会による活動は18年目を迎え、同校が参加するのは7回目。学生やボランティアは大みそかの前日に当たる2月8日、おせち料理を作って高齢者のもとに届け、さらに一緒に料理を囲んだり、正月飾り(春聯)を貼り替えたりするという。