アプリで読む
ダウンロード

北部・基隆市、子供向け屋内施設の試験的運営開始 「雨の日でも安心して遊んでほしい」

2023/12/30 17:22
基隆市政府提供
基隆市政府提供

北部・基隆市で子供向け屋内施設2カ所の試験的運営が29日から始まった。同市は雨が多い冬でも、子供たちが安心して遊べるようにフレンドリーで安全な空間を提供したいとしている。

基隆は台湾最北端に位置する港町。三方を山、一方を海に囲まれている。気候は多雨多湿なため、「雨の都」の異名を持つ。かつては清仏戦争の主戦場だったため、市内には戦争の遺跡が点在している。

屋内遊園地2カ所のうち、一つは同市中正区公所(役所)、もう一つは中山区公所にある。それぞれ異なるスタイルを持っており、いずれも役所のホールを子供の遊び場に変身させている。

中正区では、子供たちに地元の魅力を感じてもらえるよう、基隆で見られる自然の景観である「豆腐岩」や灯台、古跡の砲台などをモチーフにして遊具を設計。中山区では、海岸の特色を取り入れたことで、子供たちにメルヘンチックなガーデンで遊んでいるかのような体験をしてもらうという。

同市社会処によれば、謝国樑市長が就任後、雨の日でも子供が安全に遊べる環境を整えようと、それぞれの区の特色を持つ屋内遊園地の建設を進めてきた。

(王朝鈺/編集:荘麗玲)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
14