行政院(内閣)の李慧芝(りけいし)報道官は15日、教育部(教育省)体育署を格上げして立ち上げる「運動部」(スポーツ省)を、国民スポーツの日に当たる9月9日に発足させる予定だと発表した。
運動部のロゴマークも併せて発表された。デザインはスポーツの「S」に加え、昨年11月24日に行われた野球プレミア12決勝(対日本)の際、台湾の陳傑憲選手が3ランを放った後に見せた、手で台湾の「T」を示したポーズも要素として取り入れられた。聖火のオレンジ色やエネルギッシュなイメージの黄色を用いたという。
李氏は運動部について、国民のスポーツ意識向上やアスリートの育成と権利保障の強化、スポーツ産業の発展促進などに取り組むと説明。台湾における新たなスポーツ文化の幕開けとなるとした。