中部・雲林県台西郷で22日、日本の木製人形、こけしの展示会が始まった。地元出身の国際的デザイナー、林国基さんの所蔵品。こけしの他、林さんや地元の芸術家が手掛けた木製人形も見られ、合わせて500点余りが展示されている。
林さんはば、展示品のうち、最も大きいのは地元の芸術家、丁仁桐さんがハマグリやカキの貝殻などで作った高さ130センチのもの。台西郷は養殖業が盛んな地域で、ハマグリやカキ、ウナギなどが生産されていることから、地元の特色を生かした作品となった。
長さわずか1センチしかない木製の人形もあり、展示品の中で最小となっている。展示期間中、手作り体験メニューも用意されている。林さんは子どもたちの美的センスを磨く機会になればと期待を寄せた。
海口故事屋で9月10日まで。