「台湾安倍晋三友の会」の陳唐山会長は8日、東京都内で開かれた安倍晋三元首相をしのぶ会に出席し安倍氏を悼んだ。陳氏はフェイスブックを更新し「台湾を何度も助けてくれた」として安倍氏への感謝の意を表明した。
また、安倍氏の命は消えても「台湾と日本の間で植えた花は心の中に咲きかけると思います」と続き、安倍氏が今まで示していた指針の方向をしっかりと見定め、「台湾と日本がますます親密になって未来へ前進してまいることをお誓い申し上げます」とつづった。
前日には超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)会長の古屋圭司衆院議員と面会したことにも言及。古屋氏によれば、2人は安倍氏との思い出話などに話が弾んだという。
しのぶ会に先立ち、安倍氏の一周忌法要が営まれ、これには謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表(大使に相当)や台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の邱義仁前会長らが参列した。