台湾海峡の澎湖県湖西郷の海岸で22日、ボランティアらによる清掃活動が行われ、2時間で約10トンの海洋ごみが回収された。
同郷の龍門後湾には北東からの季節風の影響により、毎年多くの海洋ごみが漂着する。郷は3月末にも清掃を行ったが、最近になり再び多くのごみがたまった。
この日は林皆興副県長や地元の学校や企業の関係者ら800人が参加。廃棄された魚網は100キロ以上回収され、参加者を驚かせた。
澎湖県政府環境保護局は使い捨てプラスチックの使用削減の他、ごみを正しく捨てたり、リサイクルしたりするようにし、美しい海を守るよう呼び掛けた。