満月を迎えた6日、東部・台東の空に大きな赤い月が現れた。ネットユーザーからは「きれい」と称賛の声が上がったが、中央気象局は「空気が汚れている影響」だとしている。
この日、台東のネット掲示板には赤い月の写真が多数投稿され、「満月の色は普通白っぽく見えるが、きょうはこんなに赤く染まるなんて」「台東の月ってこんなにきれいなの?」などのコメントも相次いだ。
同局台東気象観測所の黄嘉美主任はメディアの電話取材に対し、大気のちりが多いと、波長の短い青い光は散乱してしまい、波長の長い赤い光だけが目に届くからだと説明。視野角度の関係で長くは続かないと述べた。
赤い月は同日午後6時から同8時まで続き、その後、普通の白色に戻ったという。