北部・台北市のメトロ建設を担う台北市政府捷運工程局の第二区工程処は6日、建設中の台北メトロ(MRT)万大線第1期区間の工事進捗率が65%に達したと発表した。全長1万2841メートルのシールドトンネル区間は2024年1月にも全て貫通するとの見込みを示した。
シールドトンネルはシールドマシン(掘削機)によって造られるトンネル。この日は加蚋駅周辺のシールドトンネル貫通を記念する式典が行われた。
同処によると、万大線の建設現場では計9台を使い、これまでに1万1839メートルが掘削されたという。第1期区間は台北メトロ中正記念堂駅(北部・台北市)―莒光(同・新北市)間9.5キロを結び、25年の完成を目指している。