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政府系研究機関、3Dの騒音マップ制作 低層階と高層階での違いも/台湾

2022/09/27 18:02

政府系研究機関の中央研究院や台北大学、台湾師範大学のチームが、北部・台北と中部・台中で騒音の大きさを可視化した3D地図を制作した。建物の低層階と高層階での違いも明確にされ、より良い環境づくりに役立てる。

中央研究院人文社会科学研究センターの詹大千研究員によると、交通量観測システムを基礎にしたという。台北では大安区や中山区は夜間でも騒音が大きく、幹線道路である市民大道の交通量が多いことが主な原因だと指摘。日中は台北松山空港を離着陸する航空機の影響により、松山区などでも瞬間的に80デシベルを超える騒音が出るとした。

詹氏は、マップのデータは長時間連続したデータで、定時、定点で測定されたデータとは違い、騒音の変化を見ることができると強調。将来は環境保護機関などと協力し、騒音の検挙する際にこのデータが証拠になると語った。

(写真:地景現声より/張雄風/編集:齊藤啓介)

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