台北市12行政区のマンホール蓋を集めた展示会が11日から15日まで同市政府庁舎1階で開催される。蓋には地域ごとにオリジナルのデザインが施され、計24種類展示される。
12行政区は南港、万華、大同、中正、北投、士林、中山、松山、内湖、信義、大安、文山。1区当たり2種類のマンホール蓋のデザインが用意される。
同市政府工務局水利工程処は市のマンホール蓋にイラストを描き、その成果を展示するイベントを実施。1回目では南港、万華、大同、中正の4区、2回目となる今回では、残り8区のデザイン作業が出来上がった。
8区のうち、たとえば温泉地として知られる北投区のマンホール蓋には浴場などが、台北市立動物園が所在する文山区の場合は、さまざまな種類の動物の絵がそれぞれ描かれている。
同処の陳郭正処長によれば、この8区は年末までにマンホール蓋設置完了の予定で、それ以外の4区に関してはすでに設置作業が完了した。
同処は、12区のマンホール蓋を一度に見られる絶好のチャンスだと述べ、展示を見に来るよう呼び掛けている。