鴻海(ホンハイ)精密工業のグループ会社、鴻華先進科技が開発したグループ初の電気自動車(EV)となる商用バス「モデルT」が16日、南部・高雄市で運行を開始した。
高雄市政府交通局によると、モデルTが運行されるのは、台湾高速鉄路(高鉄)左営駅-義享天地間を結ぶ「24区間車」。同路線に乗車して同局のフェイスブックファンページに写真を投稿すると、記念品が当たるキャンペーンを実施しており、乗車を呼び掛けている。
同局によれば、バスは1回の運行当たり所要時間約50分。営業距離は約14キロ。運行時間は毎日午前7時から午後6時30分までで、約10本運行されるとしている。