東部・台東沖で8日、ベリーズ船籍の貨物船が座礁した。9日と10日には満潮に合わせて別の船がえい航しようとしたものの、いずれも失敗。航港局では積荷のコンテナを撤去して船体を浮かせてから、13日に改めて救援作業に取り掛かる考えを示した。
この貨物船は3日に中国・煙台港を出港。インドネシアへ向かう予定だったが、8日午前に自動操舵装置が故障し、北東からの季節風にあおられ、富岡港近くに座礁した。
航港局の関係者によると、コンテナの撤去に使われる作業船は高雄から現場に急行する予定。13日の満潮時に作業を終了させたいとしている。