北部・新北市中心部の市民広場に設置され、さまざまなジェンダーに配慮した男女共用の「オールジェンダー・トイレ」がまもなく完成し供用を開始する。トイレは地下1階の両側にそれぞれ一箇所設置されており、いずれも入り口には視線を遮るための塀などが設けられていない。「通りかかったすべての人々の戸惑いを解消できれば」と同市政府秘書処ジェンダー平等推進係の陳儀さんは理由を説明した。ジェンダー平等のみならず、お年寄りや障害者、子ども連れなども快適に利用できるように工夫したとも話す陳さん。供用開始後は、市の特色ある公衆トイレになり、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の取り組みの一環である「ジェンダーの平等達成」を図りたいと意気込んでいる。