美しい声で鳴くヤエヤマハラブチガエル、絶滅の危機

2021/11/23 17:18

写真は美しい鳴き声を響かせる「ヤエヤマハラブチガエル」。台湾では希少野生動植物種に指定されており、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種をまとめた「レッドリスト」では「危急(VU)」に分類されている。中国語名は「豎琴蛙」で、メスを誘うときのオスの鳴き声が琴の音に似ているとされている。春と夏に繁殖シーズンを迎え、求愛活動は3月中旬から9月中旬まで続くが、砂泥質の岸に産卵のための巣穴を造るというユニークな習性の持ち主で、その特殊性から環境変化の影響を受けやすい。台湾では今年前半、水不足が続いたことから、繁殖行動があまり進まず、生物多様性の保全に取り組む団体による緊急水源導入でようやく5月下旬から繁殖活動が見られるようになった。専門家はヤエヤマハラブチガエルの保全と分布の広がりを図るためにも、その生息に適した地域の開拓を行うよう提案した。台湾中部・南投県魚池郷や日本の八重山諸島に生息が確認されているという。(写真=中興大学提供)

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