写真は自然と文化景観が融合した中部・彰化県の観光スポット「成美文化園」。総面積16ヘクタールに及び、このうちの3.5ヘクタールが一般開放されている。大手食品グループ「頂新国際集団」を創設した魏家が建設した。100年の歴史を持つ家屋「成美公堂」や日本式庭園「和園」などからなる。「和園」は魏家兄弟が父を記念して作ったもの。園内には常緑樹の松や柏、さらには台湾で最高齢とされる樹齢550年のシタンが聳え立っており、いつも来園者がカメラを向ける対象となる。ラクウショウの並木も見られ、春夏秋冬それぞれ趣の違う風情を見せてくれる。それにしても、この和園まるで日本三名園の一つ、金沢「兼六園」を彷彿させるね。(写真=成美文化園提供)