(台北中央社)与党・民進党の中央評議委員会は21日、中国のスパイ事件に関与したとして、党員5人を除名処分にすることを全会一致で決めた。同委の頼瑞隆主任委員は、5人の行為は法律に抵触しただけでなく、党の規律と中核的価値に明白に違反したとし、台湾を傷つける行為は決して容認しないと強調した。
5人には、游錫堃(ゆうしゃくこん)氏の立法院長(国会議長)時代の事務所助手や呉釗燮(ごしょうしょう)氏の外交部長(外相)時代の秘書、総統府総統事務所の元顧問などが含まれる。
(葉素萍/編集:名切千絵)