(台北中央社)歌手のジェイ・チョウ(周杰倫)の台北ドーム公演最終日の8日、歌手で俳優の山下智久が招待客として来場し、大きな注目を浴びた。山下はステージ上のジェイから観客に紹介されると中国語で自己紹介し、会場を沸かせた。
この日の公演には山下の他、多くの有名人が駆け付けた。山下の隣には俳優でモデルのリン・チーリン(林志玲)が座り、野球の国際大会「プレミア12」で活躍した統一ライオンズの陳傑憲外野手をはじめとする多数の台湾代表選手の姿もあった。
ジェイが招待客と交流する場面で山下の姿が場内のスクリーンに写し出されると、大きな歓声が上がった。山下は中国語で「大家好。我是山下智久」(皆さんこんにちは。私は山下智久です)とあいさつ。ジェイから「かっこいいですね」と称賛された。山下は感想を求められると英語で「招待してくれてありがとう。ショーを見られてとてもうれしく、興奮した。アイラブユー!」と叫んだ。
曲のリクエストを募るパートでは、ロックバンド、メイデイ(五月天)がゲストとして登場し、ジェイと共にステージを披露した。続けて、ボックス席にいた歌手のアーメイ(張恵妹)にデュエットを急きょお願いするサプライズもあった。アーメイは呼びかけに応じてその場でマイクを握り、ジェイがアーメイに提供した楽曲「如果你也聴説」「連名帯姓」の2曲と代表曲「三天三夜」を歌って約3万8000人の観客を熱狂させた。
ジェイは5日から歌手として初の台北ドーム単独公演を開催。4公演で延べ15万2000人を動員した。