(台北中央社)俳優の二宮和也と竹内涼真が13日、ドラマ「ブラックペアン シーズン2」の特別ファンミーティングのために台湾を訪れ、台湾メディアのインタビューに応じた。ドラマの内容にちなみ、人生において特に運が良かったことを問われると二宮は「それは嵐になったことでしょ」と即答した。竹内は「俺も入りたかった」と漏らし、報道陣の笑いを誘った。
台湾に到着後、すぐに台湾グルメを楽しんだという2人。竹内は台湾グルメを「タイトなスケジュールで楽しむ」ため、事前に下調べをし、スタッフに行きたい店をリクエストしていたと明かし、その店で食べた鶏が1羽丸ごと入ったスープやチャーハンがおいしく、「2人で感動していました」と絶賛。チャーハンは日本にない味で、「日本で(お店を)出した方がいい。絶対はやるから」と太鼓判を押した。
ドラマでは二宮が天才外科医の天城雪彦を、竹内が天城をアシストする外科医の世良雅志を演じた。天城の手術を受けるには患者が“運試し”に勝つ必要があるという設定にちなんで、記者から人生で一番運が良かったことは何かとの質問が飛んだ。これに嵐になったことだと答えた二宮は「いろいろな景色を見せていただいた」としんみり。台北や韓国でのコンサートや、39時間で4カ国を巡った弾丸プロモーションツアーの実施を例に挙げた上で、今でも熱い歓迎を受けたり、嵐の曲を聴く人がいたりすることは「自分の人生においては大当たり」だと感慨深げに話した。
竹内は「竹内家に生まれて良かった」と回答。きょうだいや親戚が面白く、「腹が痛くなるまで笑う」ことがあると明かし、大人になってその良さを改めて感じていると語った。
台湾でのファンミーティングが決まったことを聞いた際には「びっくりした」という二宮。台湾に行けると思っていなかったため「単純にうれしかった」と語りつつ、訪台は「旅行に来た感じ」だと話した。竹内は「うれしいし、唯一悔しいのは自由時間が少ないこと」と話し「もっといろんなおいしい所に行きたかったし、買い物も行きたかったし」と悔しさをのぞかせた。「自分たちが本気で作ったものが日本を超えて、いろいろな国の方たちと共有できることはうれしいし、そういう時代になったことは恵まれている」と思いを明かした。
同日夜に北部・新北市で行われたファンミーティングには抽選で選ばれたファン1000人超が参加。二宮、竹内と共にドラマの第9話を観賞したり、クイズを楽しんだりした。