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日本資本の「石門」が作品賞 金馬奨史上初=第60回授賞式/台湾

2023/11/26 13:20
日本資本の華語映画「石門」で台湾の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)で劇映画作品賞を受賞した映画作家の大塚竜治(左)と妻のホアン・ジー(黄驥)監督=25日、台北で鄭清元撮影
日本資本の華語映画「石門」で台湾の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)で劇映画作品賞を受賞した映画作家の大塚竜治(左)と妻のホアン・ジー(黄驥)監督=25日、台北で鄭清元撮影

(台北中央社)世界各地の華語・華人映画を対象にした台湾の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)の第60回授賞式が25日、台北市内で開かれた。劇映画作品賞には映画作家の大塚竜治が中国出身で妻のホアン・ジー(黄驥)監督と共同でメガホンを取った日本資本の華語映画「石門」が選ばれた。台北金馬映画祭実行委員会によれば、日本の製作会社が単独で出品した作品が作品賞を受賞するのは金馬奨史上初。

「石門」は意図せず妊娠した中国の女子大生の10ヵ月間を描いた作品。日本の会社が出資し、撮影は中国で行われた。大塚はリャオ・チンソン(廖慶松)と共同で編集賞も受賞し、同作は2部門を制した。大塚とホアンは監督賞にもノミネートされていたが、同賞の受賞は逃した。

大塚は編集賞の受賞後、中央社の取材に対し「(候補に)選ばれただけですごく光栄だった」と語り、共に受賞した台湾の名編集者のリャオが12度目のノミネートにして初受賞を果たしたことが自身の受賞よりも嬉しく、リャオの名前が呼ばれた時「ついに来た」という気持ちになったと満面の笑みを浮かべた。

最多受賞は台湾映画「Old Fox」(老狐狸)の4冠。監督賞、助演男優賞、メイクアップ・衣装デザイン賞、作曲賞に輝いた。

金馬奨の主演男優賞と同女優賞をそれぞれ受賞したウー・カンレン(呉慷仁、左)とオードリー・リン(林品彤)=25日、台北市で張新偉撮影
金馬奨の主演男優賞と同女優賞をそれぞれ受賞したウー・カンレン(呉慷仁、左)とオードリー・リン(林品彤)=25日、台北市で張新偉撮影

主演男優賞はウー・カンレン(呉慷仁)が「富都青年」で、主演女優賞はオードリー・リン(林品彤)が「小暁」で受賞。現在12歳のオードリーは同賞の最年少受賞者となった。

式典には日本から北野武監督や俳優の役所広司、妻夫木聡、満島ひかりがプレゼンターとして出席し、華を添えた。

今年は劇映画78本、アニメーション2本、ドキュメンタリー58本、短編劇映画280本、短編ドキュメンタリー76本、短編アニメーション58本の計552作品の応募があった。

(名切千絵)

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