台北映画賞、「アメリカン・ガール」が最多12ノミネート/台湾

2022/05/17 18:34
「アメリカン・ガール」の場面写真。左はケイトリン・ファン、右はカリーナ・ラム=台北映画祭提供
「アメリカン・ガール」の場面写真。左はケイトリン・ファン、右はカリーナ・ラム=台北映画祭提供

(台北中央社)第24回台北映画賞(台北電影奨)のノミネートが16日、台北市内で発表され、ロアン・フォンイー(阮鳳儀)監督の「アメリカン・ガール」(美国女孩)が最多10部門12ノミネートを果たした。応募作品数は新型コロナウイルスの影響などで大きく減少した。

同賞は中華民国(台湾)の国籍や居留証(ARC)を持つ監督の作品が対象。長編劇映画部門は国産映画に限られる。同賞を主催する台北映画祭によると、今年は計268作品の応募があった。内訳は長編劇映画26本、ドキュメンタリー57本、短編159本、アニメーション26本。過去最多だった前回の400作品を大きく下回った。同映画祭の李亜梅ゼネラルディレクターは応募数の減少について、コロナの影響で多くの作品が撮影中断や延期になったことが直接的な原因だと説明。これに加え、動画配信サービスの台頭で、ドラマ制作に切り替えた制作会社が多かったことも影響したと指摘した。

「アメリカン~」がノミネートされたのは長編劇映画作品賞のほか、監督賞、主演女優賞、新人俳優賞など。主演女優賞と新人俳優賞には同作品から2人が同時に候補入りした。

ノミネート数ではギデンズ・コー(九把刀)監督の「月老~また会う日まで~」が「アメリカン~」に次ぐ11ノミネート、ロウ・イーアン(楼一安)監督の「該死的阿修羅」は9ノミネートとなった。

李氏によれば、今回は初めて「傑出技術賞」のノミネート枠5枠が全て埋まった。同賞は技術関連で単独の賞が設けられていない分野の技術者を対象とし、今年は爆破デザインや声の出演、風雨の効果などの技術者が初めて候補に選ばれた。李氏は「台湾映画が産業化、ジャンル化していく道のりの上で、ゆっくりといい成果を出していることの表れ」だと話した。

第24回台北映画祭は6月23日に台北市内で開幕。台北映画賞は7月9日に授賞式が開かれ、受賞者・作品が発表される。

▽主な部門の候補者・作品

【長編劇映画作品賞】

「月老~また会う日まで~」

「咒」

「アメリカン・ガール」

「童話.世界」

「該死的阿修羅」

【主演男優賞】

チャン・シャオチュアン(張孝全)「童話.世界」

クー・チェンドン(柯震東)「月老~また会う日まで~」

チェン・イーウェン(陳以文)「修行」

ウェン・シェンハオ(温昇豪)「夢遊楽園」

フェンディ・ファン(范少勳)「一人にしないで」(不想一個人)

【主演女優賞】

ツァイ・シュエンイェン(蔡亘晏)「咒」

カリーナ・ラム(林嘉欣)「アメリカン・ガール」

ケイトリン・ファン(方郁婷)「アメリカン・ガール」

チェン・シャンチー(陳湘琪)「修行」

キャミー・チャン(江宜蓉)「童話.世界」

(葉冠吟/編集:名切千絵)

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