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シュー・グァンハン、釜山国際映画祭で主演映画PR 「他年她日」/台湾

2025/09/23 15:29
左からラブファンタジー映画「他年她日」のコン・シウピン監督、主演のアンジェラ・ユン、シュー・グァンハン=9月22日、韓国・釜山
左からラブファンタジー映画「他年她日」のコン・シウピン監督、主演のアンジェラ・ユン、シュー・グァンハン=9月22日、韓国・釜山

(釜山中央社)ラブファンタジー映画「他年她日」(Measure in Love)の記者会見が22日、韓国で開催中の第30回釜山国際映画祭で行われ、主演の台湾俳優シュー・グァンハン(許光漢、グレッグ・ハン)と香港のアンジェラ・ユン(袁澧林)、コン・シウピン(龔兆平)監督が出席した。グァンハンは、愛する人と「年に1度しか会えない」という同作中の設定について、自身の思いを明かした。

同作は大地震で重力が変わった世界を舞台に、時間の流れが全く異なる二つの世界で生きる男女の愛を描く。俳優のシルビア・チャン(張艾嘉)がエグゼクティブプロデューサーを務めた。

同作中で、グァンハンが演じた青年が生きる世界の1年は、青年が愛する女性が生きる世界ではわずか1日に過ぎない。グァンハンは、観客から一番多く聞かれるのが「自分だったら『年に1度しか会えない』ことを受け入れられるか」との質問だと明かし、「この問題についてものすごく長く考えた。私には無理」と話した。

また、アンジェラとのシーンではシルビアからたくさん助けられたと紹介。「撮影日数が限られていて毎日とても慌ただしかった。すぐに演技ができる状態にしなければいけなかった」と語り、2人でゆっくりと心を通わせるということができない中で、シルビアから現実的なサポートを多くもらえたと明かした。

コン監督はタイトルについて、「一人の男性がある女性を愛しているが、彼の一生は彼女にとってはわずかな時間」というアイデアから考えていったとし、「このような愛は対等ではなく、『女性はこの男性を愛することはない』と自然に思ってしまう。でもゆっくり掘り下げていくと、なぜ時間の長さで愛情を量るのか議論するようになった」と説明。「愛の存在は一瞬かもしれない。その一瞬の愛が十分であれば、永遠の愛になり得る」との考えを語り、その考えを基にして、英題を「Measure in Love」としたと紹介した。

台湾では10月3日公開。

(廖禹揚/編集:名切千絵)

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