(台北中央社)野球のU15(15歳以下)アジア・カップ(アジア杯)は23日、南部・台南市で決勝が行われ、台湾は日本を3-0で下し2連覇と8回目の優勝を果たした。
前日のスーパーラウンド最終戦でも日本を10-7で破った台湾。0-0の同点で迎えた六回、陳泊佑の適時三塁打で2点を奪うと、七回にも1点を追加しリードを広げた。投げては先発の柯邵捷が7イニングを投げ切り、完封勝利を飾った。
試合後、陳は大会MVPに選ばれた。今大会では全6試合に出場し、2三塁打を含む8安打を放つなど8打点と6割1分5厘の高打率をマークした。
この日は5163人が入場し、健闘の地元チームに大きな声援を送った。
大会には台湾、韓国、タイ、パキスタン、日本、香港、フィリピン、スリランカの8チームが参加。台湾は17日のオープニングラウンド初戦で韓国に敗れ黒星発進となったが、その後の5試合に全て勝って頂点に立った。