(ワシントン中央社)12~14歳を対象にした野球のリトルリーグ・ベースボール連盟(LLB)ジュニアリーグ・ワールドシリーズは現地時間10日、米ミシガン州で決勝が行われ、台湾は8―1で米国を下し、優勝した。同大会での台湾の優勝は11度目。
台中市立中山中学校の野球チームが台湾とアジア太平洋地区の代表として出場し、米南東地区の代表を破った。同校の大会出場は4度目で、4回目の優勝を勝ち取った。
台中市政府は台湾時間11日、報道資料を発表し、同校の藍文権監督のコメントを紹介した。藍氏は、子どもたちが無数の冬休みや夏休みを利用して練習に励んだ成果だと言及。「これは終わりではなく、新たな挑戦の始まりだ」とし、今後も引き続き努力し、精神と実力を用いて栄誉を勝ち取りたいと意気込んだ。
駐シカゴ弁事処(総領事館に相当)によれば、台湾代表の優勝を受け、頼清徳(らいせいとく)総統や蕭美琴(しょうびきん)副総統が即座に祝電を送り、中山中野球チームの栄光をたたえた。