アプリで読む
ダウンロード

ドラマ「零日攻撃」、台湾で2日開始 総統府や日本時代の総督官邸でも撮影

2025/08/01 18:03
台湾ドラマ「零日攻撃」で総統役を演じたジャネット(右)。写真は総統府で撮影(牽猴子提供)
台湾ドラマ「零日攻撃」で総統役を演じたジャネット(右)。写真は総統府で撮影(牽猴子提供)

(台北中央社)台湾海峡戦争を題材にした台湾ドラマ「零日攻撃 ZERO DAY ATTACK」が2日から、台湾で放送・配信開始される。撮影は総統府の他、日本統治時代に台湾総督の官邸として使われた「台北賓館」でも行われた。総統役を演じたジャネット(謝怡芬)は「総統の場所に実際に立つと、感覚が一気に湧き上がってきた」と振り返った。

中国人民解放軍が台湾に軍事行動を取るという架空の状況を背景に、台湾海峡戦争が台湾にもたらし得る挑戦や変化をさまざまな人の視点から描く。全10話で毎週1話ずつ更新される。第1話では、総統選に伴う政権交代を発端に、権力と人間性のせめぎ合いを探る。中国共産党の政治への浸透、人民解放軍の大規模演習、相次ぎ発生するテロ、宣戦布告を巡る総統の決断なども盛り込まれる。

台北賓館は現在は外交部(外務省)が管理する。チェン・シンメイ(鄭心媚)プロデューサーは、台北賓館の建物には深い歴史的背景があるため、世界に台湾の文化を知ってもらおうと、外交部と使用許可を交渉したと明かした。

台湾では2日から毎週土曜夜9時に公共テレビ(公視)やLINE TVなどで放送・配信される。日本では15日からアマゾンのプライムビデオで配信開始する。3話まで一挙配信し、その後は台湾と同時配信する。

日本では7日にプレミア上映会が行われる予定。

(洪素津/編集:名切千絵)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
55