(屏東中央社)日本プロ野球・ソフトバンク元監督の工藤公康氏が、台湾プロ野球・中信ブラザーズの春季キャンプで客員投手コーチを務める。キャンプ初日の3日、平野恵一監督は工藤氏が経験を選手らに伝えてくれればと期待を寄せた。
平野氏は、過去に工藤氏と同時期にスポーツ用品メーカーのミズノとアンバサダー契約を結んでいた関係で交流したことがあると説明。ソフトバンクの監督を降りた後もアマチュアチームでの指導経験を積み、海外の野球にも貢献したいという考えがあることを知り、工藤氏にコーチを依頼したと明かした。
コーチを引き受けてくれたことに感謝しているとした上で、工藤氏は選手時代も監督時代も実績があり、指導方法も素晴らしいので期待していると話した。
▽台湾プロで初めて女性がコーチに就任
今シーズンから打撃コーチには、米国出身のサラ・エドワーズ氏が就任した。台湾プロ野球で女性がコーチとして起用されるのは初めて。平野氏は、昨年のシーズン後に沖縄県で行われたジャパンウインターリーグでスタッフとして参加していたエドワーズ氏を知り、指導スキルを見てコーチとして招くことを決めたとした。