(台中中央社)台湾プロ野球の中信ブラザーズは25日、本拠地での台湾シリーズ第5戦で統一ライオンズを4-1で破り、対戦成績を4勝1敗として2年ぶり10回目の優勝を飾った。就任1年目でシリーズ制覇の快挙を達成した中信の平野恵一監督は、日本人指揮官として1996年の統一・大石弥太郎氏以来28年ぶり4人目の台湾一監督となった。
この日、中信は一回表、1点の先制を許すもその裏に2点を奪って逆転した。その後、六回と八回にそれぞれ1点を追加しリードを広げた。投げては先発のホセ・デポーラ投手は7回1失点の好投で19日の第1戦に続きMVPに選ばれた。日本の独立リーグでプレー経験のあるデポーラはこのシリーズで2勝をマークし、チームの優勝に大きく貢献した。