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森田芳光監督の回顧展、台湾・高雄で開幕 16作品を上映

2024/07/13 17:54
森田芳光監督の回顧展の関連イベントに出席した妻で映画プロデューサーの三沢和子さん(左から2人目)=2024年7月12日、高雄市
森田芳光監督の回顧展の関連イベントに出席した妻で映画プロデューサーの三沢和子さん(左から2人目)=2024年7月12日、高雄市

(高雄中央社)森田芳光監督の回顧展が13日、南部・高雄市の高雄市電影館で始まった。来月18日までの期間中、森田監督が手掛けた16作品を上映する。12日に開かれた記者会見には、妻で映画プロデューサーの三沢和子さんも出席し、森田監督が生前、台湾をとても気に入っていたことを明かした。

森田監督は2011年に61歳で逝去した。回顧展では「失楽園」や「家族ゲーム」「それから」などの代表作を上映する。このうち多くが台湾では未上映だという。

三沢さんによれば、森田監督は生前、「失楽園」と「模倣犯」のPRで台湾を2度訪れたことがある。三沢さんは、もし森田監督がまだ生きていれば、遺作となった「僕達急行 A列車で行こう」の続編を台湾を背景として撮影していたことだろうと話した。

また、三沢さんは、森田監督の初期の代表作である「ときめきに死す」と「メイン・テーマ」が特にお気に入りだと明かした。三沢さんはこの2作品の上映後に行われる講座や座談会に出席し、台湾の観客に森田監督の映画作りにおける歩みを紹介する。

(林巧璉/編集:名切千絵)

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