(台北中央社)カヤックで東部・花蓮から石垣島までを目指す台日合作のリアリティー番組「レッツ・ゴー・カヤッキング!」(上船了各位!)で、企画に挑戦していた台湾の芸能人7人が11日、石垣島に到着した。13日には石垣島で到着を記念した記者会見とパーティーが行われ、台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全(そかぜん)会長や沖縄県の池田竹州副知事らが出席して祝福した。
蘇氏は、沖縄県や石垣市の大きなサポートがあったからこそ企画が順調に終わったとして感謝を表明した。
池田氏は企画について難しいものだったとした上で、関係者はとても勇敢で素晴らしいと述べた。また新型コロナウイルスの流行が落ち着いて以降、沖縄に多くの台湾人が観光に来ているとし、台湾は私たちの重要なパートナーだと話した。
パーティーには応援団長を務めた実業家のROLANDも参加。出演者らと共に石垣島の泡盛、八重泉で鏡開きを行った。
番組は台湾のテレビ局、三立テレビと中華テレビ(華視)、日本の番組制作会社、極東電視台が共同で制作。台湾では来月20日午後8時に三立シティーチャンネル(都会台)で放送開始される。約260キロにわたる航海の途中では、サメに遭遇したり体調不良者が出たりもした。笑いあり、涙あり、スリルありの内容だという。