(ニューデリー中央社)若い世代の女性が美しさや才能を競うコンテスト「ミス・グラム・ワールド」の最終審査が9日、インド南部コチで開催され、台湾プロ野球・中信ブラザーズのチアリーダー「パッションシスターズ」に所属するカオ・マンロン(高曼容)さんが頂点に輝いた。カオさんは自身のフェイスブックを更新し、道のりは平たんではなかったとした上で、自分にもできると信じていたと思いをつづった。
カオさんは2年前、マレーシアで開催されたミスコンテスト「ミス・アジア・グローバル」に参加した際、中国からの圧力で関連イベントでの登壇がかなわず、涙を流した経験を持つ。
「私は最も美しい一人ではないかもしれないが、最も努力した一人でありたい」とするカオさん。ミスコンテストは多くの人が想像するような表面的な外見の美しさだけがあればいいのでは決してなく、国際的視野や知恵、勇気、才能などの条件を兼ね備えていなければならないとし、それらは思っているほど簡単ではないとコメントした。
同コンテストはインドのペガサスグローバルが主催し、今回で5回目。台湾やインドの他、ブラジルやロシア、フランスなどの代表が出場した。