(台北中央社)昨秋の日本プロ野球ドラフト会議でヤクルトから育成1位指名を受けた高橋翔聖投手の入団会見が10日、東京都内で行われた。台湾高校野球の強豪、鶯歌工商(北部・新北市)を今月卒業したばかりの18歳。「できるだけ早く支配下を勝ち取って、2桁勝利できる投手になっていきたい」と意気込みを示した。
台湾人の父と日本人の母を持つ。高校の卒業式の翌日に当たる6日に台北市内で球団と契約を交わし、9日に台湾をたった。登録名は「翔聖」、背番号は017に決まった。
188センチ、81キロの恵まれた体格で最速151キロを投げる右腕。会見では高身長で、コントロールが良いところが自身の強みだとコメントした。どんな球種でも思った通りに投げられるとし、長所を生かして頑張りたいと語った。