(台北中央社)俳優のシュー・グァンハン(許光漢)は29日、主演する台湾アニメーション映画「八戒 決戦未来」(PIGSY)のPRのため、オンライン取材に応じた。最近、日本や韓国で仕事を行ったグァンハンは、日本では全く異なる文化を感じたとし、日本の観客の行動に驚いたことを明かした。
主演の日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」のPRのため、日本を訪問していたグァンハン。日本の観客はおとなしくてマナーがいいと話し、場内ではスマートフォンを使用できないため、望遠鏡を使っていた観客がいたというエピソードを披露。「何を見ていたのか分からないけれど、本当にユニークだと思った」と話した。
一方、韓国のファンはとても情熱的だと紹介。いつも異なる驚きがあるとし、あるファンから「あなたのパスポートを破いてここにとどまらせる」と言われ、マネジャーに「パスポートをしっかり保管しておいて」と頼んだことを明かした。
「八戒」は西遊記を題材にしたアニメ映画。昨年のゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)では長編アニメ作品賞を受賞した。同作でグァンハンは主人公「八戒」の声を務めた。八戒と祖母のシーンを演じた際には自身の祖母のことを思い出したと語り、「会うたびに白髪やしわが増えているのを見ると胸が締め付けられる」と感慨深げに話した。
台湾では31日公開。