(台北中央社)台北映画祭は23日、今年の映画祭PR大使に俳優のリン・ボーホン(林柏宏)を起用したと発表した。ボーホンは同映画祭のイメージCMで、自身の映画デビュー作「帯我去遠方」のメガホンを取ったフー・ティエンユー(傅天余)監督と再びタッグを組む。
音楽オーディション番組出身のボーホン。「帯我~」は2009年に台北映画賞の劇映画部門にノミネートされ、ボーホンは新人俳優の身分で初めて台北映画祭に参加した。ボーホンは報道資料を通じ「人生で初めて『俳優』という肩書で呼ばれたのは台北映画祭だった」と振り返り、「自分にとって意味は大きい」とコメント。また、自身の同映画祭への思い入れと影響力によって、映画館で映画を見ることの何事にも変えられない魅力をより多くの人に理解してもらえればと意欲を示した。
同映画祭は6月21日から7月6日まで、台北市の中山堂や信義威秀影城、光点華山電影館の3カ所で開かれる。国際新監督コンペティションや台北映画賞のノミネーションは来月中旬に発表される。
ボーホンが出演する映画祭イメージCMは来月2日に解禁される。