(台北中央社)小山市立車屋美術館(栃木県)主催のポストカードの公募展 第10回「10×15の世界コンテスト展」で、台湾の李麗琴さんが最高賞となる小山市長賞を受賞したことが11日分かった。李さんが2年前、京都の神社を訪れた際の感動を描いた作品だといい、受賞できたのは「神様のおかげだ」と語った。
同展は次世代を担う創造力豊かな人材の育成を図ることなどが目的。10回目の今回は、国内外から683点が寄せられた。同日、同館で受賞者の表彰式が開かれた。
中央社の電話取材を受けた李さんは、2023年末、京都を初めて旅行した時、下鴨神社で神様に「また日本に来られるよう」願ったことや、下鴨神社の摂社「河合神社」で「美しくなりたい」と祈願したことなどに言及。帰国後、油絵と刺しゅうで河合神社のポストカードを作成し応募したところ、小山市長賞に選ばれた。日本人以外の同賞受賞は李さんが初めてだという。
李さんの作品を含め、各賞や入選作品は11日から2月2日まで同館企画展示室で展示される。