(台南中央社)青森のねぶた師、諏訪慎さんが手掛けた今年の干支(えと)「巳」(み)のねぶたが南部・台南市で26日から展示される。台湾の人々にねぶたの魅力を伝える。
展示会場は同市北区の開基玉皇宮。潘宝淑北区区長は中央社の取材に対し、青森県は台南市の友好都市の一つだと紹介。清朝時代に現在の台南に置かれた「台湾府城」の建設から今年で300年を迎えることに触れ、ねぶたの展示は一連の関連行事の幕開けとなると話した。
展示は青森在住の台湾人、黄筱雯さんが取り仕切り、市民団体や民間人の協力を得た。
26日夜7時に点灯式が行われ、来月12日まで展示される。