(台北中央社)台湾の旅行大手、イージートラベル(易遊網)が運営し、台湾鉄路(台鉄)が運行する観光列車「環島之星」の新しい車両「萌旅号」が18日、運行を開始した。マイメロディやシナモロール、ハンギョドンなどサンリオキャラクターのラッピングが車体や車内に施されている。
環島之星は、台北を起点に台湾を一周する。2023年1月から昨年12月まではディズニーとコラボレーションした「夢想号」が運行され、台鉄によれば延べ20万人が乗車したという。
「萌旅号」は、延べ25万人以上の利用を見込む。サンリオキャラクターに加え、台湾本島最南端のガランピ(鵝鑾鼻)灯台や東部・台東県鹿野で有名な熱気球、台湾グルメのタピオカミルクティーやマンゴーかき氷などのイラストをデザインし、台湾の豊かな文化を表現した。また車内ではオリジナルデザインのクリアファイルや絵はがき、シールなどの販売も行う。
イージートラベルによると、車内では南部・嘉義の有名グルメ「火鶏肉飯」や台湾原住民(先住民)族アミ族風の弁当などを味わえるという。