(新北中央社)台湾鉄路(台鉄)は15日、野球をテーマにしたラッピング電車「スマイルチャンピオン号」の運行を開始した。車体に描かれたボールには、野球の国際大会「プレミア12」に出場した台湾代表チームの選手らがデザインした「笑顔」があしらわれている。
北部・新北市の樹林駅で開かれた記者会見には、台鉄の杜微(とび)董事長(会長)や交通部観光署(観光庁)の周永暉(しゅうえいき)署長、台湾代表チームの陳冠宇投手、郭俊麟投手らが出席した。
2月12日から23日までは北部・桃園市で台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)が開催される。周署長は、台鉄で中壢駅(桃園市)に向かい、ライトアップされる連絡通路を通って、桃園メトロで会場を訪れてほしいとPRした。
ラッピング電車は今年6月まで、蘇澳(北東部・宜蘭県)―嘉義(南部・嘉義市)間で不定期に運行される。これに合わせ、台鉄では笑顔を描いたボールをデザインしたステンレス弁当箱を数量限定で販売している。