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元西武・呉念庭、WBC予選の代表候補入り明かす 台鋼ホークスのイベントで/台湾

2025/01/13 18:27
台湾プロ野球・台鋼ホークスのファンイベントに参加する人たちと記念撮影する呉念庭選手(左)=2025年1月12日、中央社記者張新偉撮影
台湾プロ野球・台鋼ホークスのファンイベントに参加する人たちと記念撮影する呉念庭選手(左)=2025年1月12日、中央社記者張新偉撮影

(台北中央社)台湾プロ野球・台鋼ホークスは12日、台北市の台北ドームでファンイベントを開催した。元西武ライオンズの呉念庭内野手は、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場権をかけた予選の代表候補に選ばれたと明かした。

2月21日に始まる予選に先がけ、台湾代表は同月初旬から集中トレーニングを行う。トレーニングには35人が招集され、予選出場選手は28人に絞られる。トレーニングの参加選手は12日時点では昨年の国際大会「プレミア12」でキャプテンを務めた陳傑憲外野手(統一ライオンズ)のみが公表されているが、呉は曽豪駒代表監督から参加するよう連絡を受けたと話した。

呉は昨年8月、試合中に打球が顔面にぶつかって鼻骨骨折と眼窩底骨折を負い、シーズン中は治療に専念した。イベントでは元気な姿を見せ、すでに回復したため今年は試合に出られると語った。

また元日本ハムファイターズの王柏融外野手も12日のイベントでトレーニングへの招待を受けたと話していたが、13日に報道陣の取材を受けた際には招待を断ったとコメント。ホークスのキャプテンとしてチームを率いるのに専念したい姿勢を示した。

(楊啓芳/編集:田中宏樹)

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