(台北中央社)テコンドー世界選手権は29日、アゼルバイジャンのバクーで女子57キロ級決勝が行われ、台湾の羅嘉翎が0―2でハンガリーのラウラ・マルトンに敗れ、金メダルを逃した。羅の銀メダル獲得は2大会連続。
今年3月にベルギーで行われたオープン大会でマルトンに敗北を喫していた羅。世界選手権決勝でリベンジを目指したが、かなわなかった。
劉聡達コーチは中央社の取材に、対戦相手が3月の大会と同じだったことから、シナリオを書き換えられるかもしれないと思っていたと明かす。だが、相手の防御が素晴らしかったとし、「嘉翎は攻撃がやや乱れていた。避けた後に攻撃を続けられず、相手の正拳と反撃の回し蹴りを少し怖がっていた」と敗因を分析した。
世界選手権には男女計16人の台湾代表選手が出場している。