(台北中央社)金融監督管理委員会(金融庁に相当)は1日、台湾土地銀行(台北市)が東京支店設立を日本の主務機関に申請することに同意した。定例記者会見で明らかにした。
台湾の銀行の日本進出が相次いでいる。同委によれば、現時点で日本に拠点を置く銀行は8行に上る。
土地銀行は日本が世界で主要な経済国の一つであり、台湾との貿易の往来が密接であることから東京支店の設置を計画した。金融サービスを北東アジアにまで伸ばし、海外のサービスネットワークを徐々に包括的にしていく狙いがあるという。
土地銀行は今年3月末現在、海外に8の支店と駐在員事務所1カ所を置いている。進出先はロサンゼルス、ニューヨーク、シンガポール、香港、上海、天津、武漢、ブリスベン、クアラルンプール。