(屏東中央社)南部・屏東県の周春米(しゅうしゅんまい)県長が6日から訪日している。7日には福岡県の果物店で県産インドナツメやパイナップルをPRし、おいしさをアピールした。
県産果物が販売されたのは、岩田屋本店内の「南国フルーツ」。昨年にもパイナップルを試験販売し、今年は規模を拡大した。約1カ月間取り扱う。新たにインドナツメ1.2トン分の試験販売も行う。
この日は試食イベントが行われ、多くの買い物客から注目を集めた。周県長は、生産履歴による管理や梱包(こんぽう)作業、低温物流(コールドチェーン)設備の改善や高度化を通じて、県産農産品の生産量と品質の向上を図っていると強調。インドナツメは香り高くジューシーで、パイナップルは芯も甘く、繊維がきめ細やかで上品な味わいだと語った。
周県長の訪日には複数の県議や林辺郷長や満州郷長らも同行している。県産農産品の海外市場での販売状況や人気を理解してもらうとしており、県政府は今後も海外進出を支援する方針を示している。