(台北中央社)27日の台湾株式市場で、加権指数の終値は前営業日比238.43ポイント高の2万1803.77ポイントとなり、終値の史上最高値を更新した。一時、21871.34ポイントまで上昇し、取引時間中として史上最高値も更新した。人工知能(AI)関連株がハイテク株の上昇を牽引した。
米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン(黄仁勳)最高経営責任者(CEO)が26日、アジア最大規模のICT(情報通信技術)見本市「台北国際コンピュータ見本市」(COMPUTEX TAIPEI 2024)が来月4日に台北市内で始まるのを前に台湾に到着したのを受け、AIサプライチェーン(供給網)関連株が買われた。