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スターラックス航空、A350型機7機を自社購入へ 協調融資契約結ぶ/台湾

2024/01/04 17:57
協調融資契約の締結式に臨むスターラックス航空の張国煒董事長(中央)、台湾銀行の呂桔誠董事長(左から2人目)、台湾土地銀行の謝娟娟董事長(右から2人目)ら(スターラックス航空提供)
協調融資契約の締結式に臨むスターラックス航空の張国煒董事長(中央)、台湾銀行の呂桔誠董事長(左から2人目)、台湾土地銀行の謝娟娟董事長(右から2人目)ら(スターラックス航空提供)

(台北中央社)台湾の新興航空会社、スターラックス(星宇)航空は3日、エアバスA350型機7機を自社購入するため、台湾の金融機関と320億台湾元(約1480億円)の協調融資契約に調印した。機体は今年第4四半期から順次引き渡される予定だ。

同社の張国煒董事長(会長)の他、幹事金融機関となる台湾銀行の呂桔誠董事長、台湾土地銀行の謝娟娟董事長が代表として契約に調印した。融資には台湾の金融機関13行が参画する。

張氏は、昨年は事実上の運営元年として多くのマイルストーンを打ち立てたと強調。北米路線の開設や台中事務所の設立、国際航空運送協会(IATA)への正式加盟などを果たしたとし、今後もさらに多くの目標を達成し、ネットワークを広げ続けたいと語った。

同社は今回の融資でA350-900型機3機とA350-1000型機4機を購入すると説明。今年8月には米シアトル線を開設する計画で、北米市場を引き続き開拓する方針を示した。

同社の財務報告によれば、2023年第1~3四半期の旅客収入は22年同期比1816%増となった。今年はシアトル線の他、タイ・チェンマイ線や函館線の開設を予定しており、香港線についても準備を進めている。また中部・台中空港を発着する国際線も3月31日に就航させる予定だという。

(江明宴/編集:齊藤啓介)

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