(台北中央社)タイ政府は10日、台湾のワクチンメーカー、メディゲン・ワクチン・バイオロジクス(高端疫苗生物製剤)製の新型コロナウイルスワクチンを承認したと明らかにした。外交部(外務省)の欧江安(おうこうあん)報道官は11日、引き続き各国と認証取得に向けた話し合いを進める考えを示した。
同ワクチンの接種者は、タイ入国時の隔離期間が10日間から7日間に短縮される。また、プーケットなど指定された地域に一定期間滞在する場合は、到着後のPCR検査で陰性が確認されれば、隔離が免除される。
中央感染症指揮センターによると、高端製ワクチンの接種者で入国が可能または入国後の隔離が免除される国は、タイのほか、ニュージーランド、パラオ、インドネシア、ベリーズ、ソマリランド、エストニアの7カ国となった。