10日に台北市の総統府前で開催される中華民国国慶日(国家の日)祝賀式典に、北部・新北市政府警察局の騎馬隊が登場し、今年の各国際大会に参加したアスリートらによるパレードを先導する。新北市が9日、報道資料で紹介した。
市によれば同隊は2003年、台湾で初の騎馬警察として組織された。普段は同市板橋区の板橋駅周辺エリアや八里区の淡水河左岸地区などで定期的に勤務する他、市のイベントやボランティア活動にも積極的に参加しているという。
国慶日の式典に参加するのは20年ぶり。隊員は専用の華やかな服装を着用し、馬にも装飾が施される。
侯友宜(こうゆうぎ)市長はこの日、同隊を激励に訪れ、万全の準備をして式典で輝いてほしいと期待を寄せた。