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花蓮洪水/国慶日のプロジェクションマッピング点灯 洪水被害の花蓮にエール/台湾

2025/10/08 15:11
今年のプロジェクションマッピングは「Stay Tuned, TAIWAN」(チャンネルはそのままで)をテーマに、台湾の名作ドラマやバラエティー番組計87作品を集結させ、台湾のテレビ史の発展を振り返る=10月7日、台北市
今年のプロジェクションマッピングは「Stay Tuned, TAIWAN」(チャンネルはそのままで)をテーマに、台湾の名作ドラマやバラエティー番組計87作品を集結させ、台湾のテレビ史の発展を振り返る=10月7日、台北市

(台北中央社)10日の中華民国国慶日(国家の日)を前に、台北市の総統府前凱達格蘭(ケタガラン)大道で7日、総統府の外壁に映像を投影するプロジェクションマッピングの上映が始まった。先月下旬に東部・花蓮県で洪水被害が発生したことを受け、総統府の中央塔には「花蓮加油」(花蓮がんばれ)の文字が投影された。

国慶日を祝うプロジェクションマッピングの実施は9年目。今年は台湾のラジオ・テレビ番組賞「ゴールデン・ベル・アワード」(金鐘奨)が60回目を迎えるのに合わせ、「Stay Tuned, TAIWAN」(チャンネルはそのままで)をテーマにした。台湾の名作ドラマやバラエティー番組計87作品を集結させ、台湾のテレビ史の発展を振り返る。

この日、点灯式が行われ、頼清徳(らいせいとく)総統らが出席した。頼総統は、プロジェクションマッピングを始めた狙いは、活力のある文化的なショーを通じて築100年を超える総統府の歴史への理解を深めてもらうと同時に、台湾の民主主義社会の多様性や自信、開放性を表現することにあると紹介した。

また、中央塔に投影された「花蓮加油」のメッセージについて、洪水被害の犠牲者に哀悼の意を表するとともに、負傷者の早期回復への祈りや災害後に復興支援に駆けつけた延べ37万人のボランティアへの敬意を示すものだと語った。

プロジェクションマッピングは10日まで、毎日夜7時から9時半まで30分ごとに上映される。1回の上映時間は約10分。

(温貴香/編集:名切千絵)

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プロジェクションマッピングの映像の一場面=10月7日、台北市
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影片來源:中央社攝影看世界
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