(台北中央社)本の見本市「台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が台北市内で4日に開幕する。国内外の出版社が出展する他に作家によるトークショーなども行われ、日本からは小説家の吉本ばななさんや児童文学作家の原ゆたかさんら10人以上が参加する。
吉本さんは台湾で司会者や作家などとして活動する蔡康永さんと対談。「かいけつゾロリ」で知られる原さんは、妻で絵本作家の原京子さんと共にファンイベントを行う。昨年に芥川賞を受賞した小説家の九段理江さんや絵本作家の伊勢英子さんも自著の紹介イベントで登場する。
台北書展基金会によれば、昨年は6日間で延べ55万人以上が来場した。今回は児童文学やデジタル出版・学習、公民、文学、アニメ・漫画・ライトノベルなどのテーマで区画分けされる。台北世界貿易センター1館で9日まで。