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日本時代の転車台遺構 市定古跡に 鉄道高架化工事で発見/台湾・嘉義

2024/03/01 13:58
嘉義市定古跡への登録が決まった転車台遺構(同市政府提供)
嘉義市定古跡への登録が決まった転車台遺構(同市政府提供)

(嘉義中央社)南部・嘉義市は2月29日、文化資産審議会を開き、鉄道の高架化工事で見つかり、日本統治時代に建設された嘉義駅の転車台遺構について、現地で保存し、市定古跡になっている同駅の一部として追加登録することを決めた。黄敏恵(こうびんけい)嘉義市長は、台湾の鉄道発展の歴史と価値への認識を深めてもらえると期待を寄せている。

同駅は駅舎とホームの一部が1998年に市定古跡に登録されている。市文化局は同駅の転車台について、台湾鉄路(台鉄)縦貫線が開業した1908(明治41)年ごろから建設され、台湾で現存するものとしては最も古いものの一つだと説明。2020年に台南駅で見つかった転車台がおよそ3分の1しか残っていなかったのに比べ、比較的完全な形を保っていたと貴重さを強調した。

転車台の外径は16.5メートル。審議委員会で調査研究を担当した専門家は、使用された期間は約30年で短かったとしながらも、縦貫線史の最初期で現存する遺構に関する研究の不足を補えると語った。

今回は転車台の他、隣接する駅事務室と現在倉庫として使われている車掌詰所も併せて古跡の一部として追加登録が決まった。

黄氏は、長期的に見て嘉義市の文化資産や台湾鉄道文化の保存に寄与するとの認識を示した。

(姜宜菁/編集:齊藤啓介)

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