(台北中央社)東京五輪の公式エンブレムを手掛けた美術家の野老朝雄さんの展覧会が今月19日から台北市内で開かれる。新作を展示するほか、台湾の人々が作った折り鶴を集めて一つの作品とし、世界平和を願う。
展覧会は台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会と誠品文化芸術基金会、ドキュメンタリー作家の育成プロジェクト「Taiwan Pitch」が主催する。展覧会のタイトルは「野老朝雄"連結"展 ASAO TOKOLO[CONNECT]」。野老さんはこれまで「つなげる」をテーマに作品を制作してきた。
展覧会は誠品信義店6階で19日から来月14日まで開催。折り鶴の専用紙は台北市の文化総会1階で数量限定で無料配布する。
また、野老さんの訪台の様子はドキュメンタリー形式で記録し、文化部(文化省)の国際動画配信サービス「Taiwan+」(台湾プラス)で世界に配信する予定。